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2003年11月12日 産経新聞に掲載された記事を抜粋

上州パワー全開

シマダ製作所・嶋田主計社長(65)

補聴器を開発 主力製品に

「自然な聞こえ方」に特化

中国などへの工場進出で国内産業の空洞化が進む中、地方の下請企業の自立が求められている。自動車部品会社の下請けとして創業したシマダ製作所は、平成四年に自社製品の開発に乗り出し、現在では自社開発した遠聴支援機(補聴器)「みみ太郎」シリーズが売上高の約八割を占めるまでになった"優等生"だ。国際特許を武器に海外展開を狙う嶋田主計社長(65)に聞いた。




−遠聴支援機「みみ太郎」が好評のようですね

「一般の補聴器に比べると大きいのですが、その分自然な聞こえ方を実現しています。だから、実際に使ってみると、ほとんどの方に喜んでもらえます。一般の補聴器のような小型化は原理的に無理ですが、それでも一号機よりは十分の一程度まで小型化し、いろんな用途に応じられるようにしました」

−なぜ、遠聴支援機を開発しようと思い立ったのですか

「自動車用制御機器の下請けだったので、以前から電子・音響技術がありました。それらを高齢化社会のニーズに役立てられないかと考えたとき、遠聴支援機に思い当たったわけです。もちろん、大手メーカーの作る補聴器とまともに競合して勝てるわけはありませんので、『自然な聴こえ方』というところに特化した”すきま市場”を狙いました」

−どこに特徴があるのですか

「普通は耳にイヤホン型の補聴器をつけますが、これでは人間の耳介がほとんど役に立ちません。『みみ太郎』は人間の耳と同じような人工の耳介を作り、人間の鼓膜の位置にあたる部分にマイクを置いて集音しています。そのため、イヤホンでも、健康な人と同じように立体的な音を聞けます」

−事業は順調に進んでいたのですか

「いえ、しばらくは大変でした。いい物ができたから売れるというわけにはいきません。地域のお年寄りなどに使ってもらおうとしましたが、最初はほとんど門前払いでした。使ってみれば評価してくれるのですが、大抵はいろんな補聴器を使った経験があって『補聴器など…』と使おうとしてくれませんでした。一号機は数百台程度しか売れず、一時は撤退しようかというところまで追い込まれました」

−それをそこまで成功させたのは

「やはり地道な営業活動です。使っていただいた方から高く評価されるようになると、口コミでも売れるようになりました。難聴者の団体からも推薦を受けています。希望者には商品を貸与する方式や、インターネットによる販売も効果的でした。現在では売上高の約四分の一がネット販売です」

−これからの展開は

「介護機器や音楽鑑賞用など、使用目的に応じた使い勝手の良いデザインや機能を実現する機種を開発していきます。最近、健康な人でも遠聴支援機を使うと記憶力の増強や右脳の開発に有効だという理論が出てくるなど、新しい用途の開発も進んでいます。また、国内で市場が確認できた以上、海外にはもっと大きい市場があるはず」



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Last up:2003/12/19